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脛骨高原骨折の手術後から普通に歩けるまでの期間や入院期間は?

脛骨高原骨折患者様向け

脛骨高原骨折は、脛骨プラトー骨折とも言います。スネ(脛骨)の関節面の骨折です。若い人は交通事故や作業時に高所から転落することで骨折します、高齢者は普通に転倒しただけで骨折する場合もあります。リハビリテーションのポイントは膝関節の可動域制限(特に伸展制限)を残さないようにすること、膝を完全に伸ばせるようになることです。

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入院期間

脛骨高原骨折

出典:とよだクリニック

  • 術後の回復状態によりますが、だいたい術後6週以降で両松葉杖歩行(部分荷重)が自立している人は医師の許可があれば退院できます。
  • この骨折は、体重をかけれない(完全免荷)時期が長いですが、その間にしっかり関節可動域練習をすることで後遺症を残さないようにできます。

普通に歩けるまでの期間

  • だいたい術後10週間ぐらいかかります。

リハビリテーション

術後翌日

  • 痛みを憎悪させないように、愛護的に関節可動域練習を開始します。
  • 手術後3日間は痛みが強いことが多いので無理しないで大丈夫です。
  • 患部の下肢は完全免荷(体重をかけてはダメ)です。
  • リハビリテーションでは、平行棒内で起立・免荷歩行練習を行いますが病棟では車椅子を利用します。
  • 患部以外は積極的に運動します。

術後4日

  • 術後の痛みは4日経つと軽減する人が多いです。
  • 術後の痛みが軽減したら平行棒内免荷歩行練習から初めて両松葉杖免荷歩行練習へ段階的に進めます。
  • 術後の痛みが軽減したら膝関節の可動域練習を積極的に行います、余裕のある人はご自分でも病棟で行ってください。
  • まだ負荷をかけた筋力強化は行わないようにして、重りなど付けないで自分で関節を動かします。
  • マッスルセッティング・パテラセッティングと呼ばれる膝を伸展する運動を行います、この骨折の後遺症として膝を自分の力で完全伸展することに制限が残ることがあるのでパテラセッティングを頑張って行いましょう。

術後6週間

  • やっと患部の下肢に体重を少しずつかける練習(部分荷重)を開始します。
  • この骨折は、体重をかけれない(免荷)時期が長いのですが、その間にしっかり関節可動域練習をやることで6週間以降のリハビリテーションが順調にいきます。
  • 痛みは翌日に出ることが多いので、初日から頑張らないで翌日の痛みを確認しながら段階的に体重をかけて行きます。
  • 両松葉杖を使用して部分荷重を守れて移動できれば退院することもできますが、自宅で足をついて体重が余計にかかると骨がズレて、それまでの免荷期間が「水の泡」となります、デリケートな期間なのでできるだけ全荷重になる10週間まで入院することをオススメします。

術後7週間

  • 体重の1/3部分荷重を開始します。
  • 部分荷重の練習方法は、①体重測定します②患部の下肢を体重計にのせて数値をみながら体重の1/3をかける練習を行い、体重計をみなくても感覚で分かるように学習します③両松葉杖部分荷重歩行時にも体重計にのってみて体重が余計にかかっていないか確認します。

術後8週間

  • 体重の1/2部分荷重を開始します。

術後9週間

  • 体重の2/3部分荷重を開始します。
  • 両松葉杖歩行から片松葉杖歩行に変わります。

術後10週間

  • 全荷重が許可されたら、片松葉杖歩行→杖歩行→独歩のように段階的に進めます。
  • 独歩ができて身の回り動作が自立できれば退院することができます。

術後3〜4ヶ月

  • 関節可動域と筋力が80%ほど回復していればジョギングができるようになります。
  • 仕事は、軽作業→中等度作業→重労働と段階的に復帰できます。
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