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岸田文雄総裁が主張する医療・社会保障制度のビジョンとは?

政治家リハビリ向け

自民党総裁選が9月29日に行われ、岸田 文雄氏が新総裁に選出された。岸田氏は著書「岸田ビジョン分析から協調へ」の中で、近年は格差拡大、中間層の没落により「勝ち組」「負け組」の分断、国同士の分断も進み問題であるとし、分断の時代に求めらているこそ「協調の精神」であるとしている。医療に対してどう考えているかまとめました。

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医療難民ゼロ

感染症対策として、臨時の医療施設の開設や大規模宿泊施設の借り上げを国が主導し、国公立病院のコロナ重点病院化も掲げると述べている。
感染拡大期に必要な医療が提供されない事態が繰り返されてきたため、医療を受けたくても受けれない「医療難民をゼロにする」と述べている。
ただ、国が担えばうまくいくのかは不透明であり、医療はスタッフがそろってはじめて成り立つので国、自治体、医療現場の密な連携が欠かせないとしている。
また、公衆衛生分野の「有事」に対応する能力を高めるため、国と地方を通じた強い司令塔組織「健康危機管理庁」や、米国の疾病対策センター(CDC)のような研究や調査を一体的に担う「健康危機管理機構」の創設も掲げている。

岸田ビジョン

出典:講談社BOOK倶楽部「岸田ビジョン 分断から協調へ」

医療制度の見直し

権力

岸田氏は、高齢化社会の進展に伴う社会保障政策の根幹の考え方について、「全員で全員を支え合う社会保障への転換」と提示している。
現役世代(支える側)と高齢者世代(支えられる側)という二元化ではなく、65歳以上でも能力と意欲とそれに伴う経済力次第では一定の負担をし、一方的な社会保障の受益者になるのではなく、むしろ支える側にまわると主張している。
また、岸田氏は医療費を抑制する傾向に触れ、単に医療費を抑制するだけでは医療技術の高度化に十分対応できないとして、次の取り組みを考えている。

縦割り制度の見直し、可能な限り取り払う

  • 医療保険での国保と社保の縦割り
  • 年金での国民年金と厚生年金の縦割り

民間活力の導入

民間の保険などで、公的仕組みで十分に対応できないところを活用する取り組み

  • 医療保険の公的仕組みで十分に対応できないところ
  • 年金の公的仕組みで十分に対応できないところ

地域医療や社会保障の人材不足対策

地域医療や社会保障の人材不足により十分なサービスが受けれない人がないように、それを補うために外国人労働者の活用、AIの導入などでより効率化して対応する取り組み

介護士、看護師、保育士の賃金の引き上げ

岸田氏は、都内の介護施設を視察し、介護士等の処遇引き上げに言及した。
職員らから現状を聞き「介護士、看護師、保育士の方々の給与は国が決められるわけですから、率先して引き上げることが大事」と話した。
仕事内容と比較しても給料が安く、若年層を中心とした人材不足が続いており、介護ロボットなども活用しながら対応している環境も報告を受けた。
「医療市場40兆円、介護市場10兆円と言われているが、その中の分配が適切かどうか、関係者の皆様の意見も聞きながら考えていく」と述べている。

文献

  1. ケアネット第77回岸田総裁が主張する医療・社会保障制度のバランス
  2. YAHOOニュース「岸田前政調会長が介護士等の処遇引き上げに言及」
  3. NHK政治マガジン「岸田氏自民党総裁選で医療難民ゼロ実現訴え など
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