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人工膝関節全置換術の手術後から普通に歩けるまでの期間や入院期間

人工膝関節患者様向け

人工膝関節置換術はもともと変形性膝関節症が悪くなり痛みや関節の可動域制限で日常生活動作に支障がでてきたときに行うことが多いです。痛みの原因をとり除き痛みを感じない人工関節に置き換えることで再び日常生活動作を制限なく動けるようするために行います。リハビリテーションのポイントは関節可動域制限を残さないことです。

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入院期間

人工膝関節

  • 術後の回復状態によりますが、だいたい術後4週間ぐらいです。

普通に歩けるまでの期間

  • 術後の回復状態にもよりますが術後3週〜4週間ぐらいで独歩できる人が多いです。
  • 術後の歩行能力は、術前の歩行能力と関係します。
  • 術前に全く歩けなかった人は、関節の問題だけでなく筋力もかなり弱くなっています。そのため、関節だけ人工関節にしても歩ける筋力が付いていないとすぐに歩けません、歩ける筋力がつくまで時間がかかります。

リハビリテーション

術後翌日

  • 痛みを憎悪させないように、愛護的に離床していきます。
  • 関節内の余計なものを排出するための管(ドレーン)が抜去されれば運動を行います。出血が多くてドレーン抜去していないときは安静にします。
  • 関節可動域練習を翌日から行いますが、まだ術後の痛みが強い段階なので無理しないで大丈夫です。
  • 患部の下肢への体重制限はなく、可能であれば全荷重かけることもできます。
  • 術部の痛みが強いので、歩行練習というより離床を目的としたリハビリテーションにとどめます。
  • CPMと呼ばれる関節を動かす機械で他動的に関節を動かして行きます(1時間ぐらい)。

術後4日

  • 術後の痛みは4日経つと軽減する人が多いです。
  • 術後に関節が硬くならないように関節可動域練習を行います、できるだけ早期に膝が90度(直角)以上曲がっていると制限が起きにくいといわれているので、膝を90度は曲がるようにします。
  • 術後の痛みが軽減したら平行棒内歩行→歩行器歩行のように段階的に進めます。

術後7日

  • 歩行器歩行が実用的になったら病棟でも歩行器歩行を自立して練習します。
  • 術後の痛みが軽減してきたら、パテラセッティング(膝伸展運動)、スクワット練習、踵上げ練習を行います。
  • 術後の痛みが軽減している人は、できるだけ歩行器歩行で移動しベッドで寝ている時間を少なくして活動的に動きます。

術後2週間

  • 歩行器歩行が自立している人は、杖→独歩と段階的に歩行練習を進めます。
  • 痛みは翌日に出ることが多いので、次の日の痛みを確認しながら段階的に進めます。
  • 独歩ができるようになれば階段昇降練習を行います。

術後3週間

  • 独歩ができる人、あるいは杖歩行が実用的になった人は退院に向けた日常生活動作練習を行います。
  • 具体的には、屋外歩行、床からの立ち上がり、坂道、階段昇降、靴や靴下の着脱です。

術後4週間以降

  • これまでの術後経過やリハビリテーションが順調な人は退院できます。
  • 退院後、膝関節を動かさないと硬くなり関節可動域制限が出ることがあります。
  • 退院する時には、関節可動域の練習方法や筋力トレーニングなどセラピストからしっかり指導を受けて帰りましょう。
  • この手術は運動を継続することで退院した状態より、時間とともに回復して良くなって行きます。
  • 入院するのが許されている場合は、歩行が自立し関節可動域制限の無い状態(膝関節0〜120度をめど)まで入院リハビリテーションを頑張りましょう。
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